あの日あの時あの人はVol.15 (2022年)

39期 渡辺 隆二 様

福岡から就職で東京に来たのは、もう30年近く前で、飯塚市内にある実家にも私が結婚し二人の子供の親となり、日々を過ごしている中で、品川に引っ越したくらいの時の話でした。8年前に亡き妻が癌の疑いがあると病院に言われていた時に私は、当番期の同窓会の話が合ったのが、最初のきっかけでした。
長男が中学校2年生、次男が小学校6年生でした。そのころに主治医から妻の余命1年を告げられ私自身も妻と子供に1日の時間をかたむけてました。亡き妻には、当番期の本部同窓会に福岡までいかないでといわれ、当時、行かなかった私。1年後に妻は息を引き取り私の福岡の父と母と暮らすことになりました。
そんな中で日々の生活の中で、時には東京の高校の先輩方に人生の先輩として私の話を聞いてくださって私の心を落ち着かせていただいた状況でした。
もちろん、会社の同僚や社長にも気にかけていただいてはおりましたが、福岡の地元出身の方と昔のことを共感しながら話すことが私にとっては、心の癒しとなっていたのは間違いありませんでした。
今も私の生活を無理することなくこの同窓会活動を協力させていただき、今後の卒業生のつながりのきっかけとなり、関東近辺で生活されている皆さんのお役に立てることができたらと思っております。